月影の本棚

本の感想を好きに書いています!!

今日の一コマ

またまた久々の更新になりました(´・ω・`)

今回はちょっと日常をupしたいなと思います。私的にhappyだったもので(笑)

 

今日はとても暖かい日でしたね!!私は、すごーく田舎に住んでいてお散歩をするとときどきこんな出会いがあります。今日、今年初のアゲハ蝶に出会ったんです!

 

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アゲハ蝶自体昔より見る機会が減ってしまったように思いますので、遭遇すると嬉しくなってしまいます。元々蝶を見るの好きなんですよね。

実は体調を崩したこともありただいま求職中の身なんですが、こんなほんの少しのことに今日はとても癒されたな・・・。という日常でした。

 

本は今『嫌われる勇気』を3度目の再読中です。この本は何度読んでもためになります。

詳しくはまた今度・・・。

 

ここまで読んでくださりありがとうございました。

 

チーズはどこに消えた? 読書感想

またまた間が空きましたが今回も感想を残したいと思います。

 

今回は『チーズはどこに消えた?』です。これは少し前に読んだものですが、正直存在は知っていたので「なぜ私はもっと早くにこれを読まなかったんだ!?」とがっくりしました。まぁ、きっとその時が読むべきタイミングだったのでしょうね(笑)

 

ビジネス書なので「小難しいのでは?」と思ってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが安心してください。分厚い本ではなく、物語になっているのにとてつもなく気づきを与えてくれる。これがその本だと私は思っています。

登場人物はネズミのスニッフとスカリー、小人のヘムとホーです。この2匹と2人はそれぞれ人間が状況変化どうとらえるかを表した考え方を4者4様に持っています。迷路の中に住む彼らが、チーズを求めてどう動くのか。そしてチーズがなくなったらどう動くのか。これは変化する社会において私たちが新しいチーズ(可能性)をものにできるかどうかを考えさせてくれる内容です。自分だったら彼らのどれに当てはまるかを考えながら読んでいただきたいです。

私は、変化を怖いものと思って尻込みしてしまうこともあります。そこで動くことができれば、いいものになるかもしれないと思っていても、同時に何が待っているのか分からないから。予測できないものを怖く思ってしまうという人は私だけではないでしょう。そういう時にこの本を読んでみてください。勇気がもらえるかもしれません。

変化していく時代を乗り切っていきましょう!!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。不定期ですがマイペースに書いていきたいと思います。

Missing シリーズ全巻をおすすめしたいのです!!

2日ほど空きましたが、今回は甲田学人さんの『Missing』電撃文庫)のおすすめをしたいと思います!!感想というより“おすすめ”です( ´∀` )

 

甲田学人さんの作品は怖い話が好きな方には是非ご一読していただきたいです!!とはいえ本格ホラーではなくライトノベルなのであくまでダークファンタジーになるのかなと思うので、そこはご了承ください。内容に出てくるのも霊というか黒魔術だとか、呪術だとかおまじないみたいなものもあるので、そういうものに興味のある方はハマるのでは…??

この『Missing』は元は電撃文庫から全13巻で発売されていますが、現在ブラッシュアップされた新装版がメディアワークス文庫から10巻まで発売されています。

 

私がこの本に出合ったのは中学生の頃でした。詳しくいうと年齢がバレそうなので10年以上は前とだけお伝えしておきます(笑)

私が通っていた中学の図書館に置いてあり、絵がきれいだなという理由で手に取りました。正直最初は後悔しました。とにかく怖い、痛い、グロいの三連打。「夜には読めないな…」と思いました。何しろ私は怖いのが嫌いなんです。ところが読んでいくうちになぜかクセになってしまっている私がいて結局1冊読み切り、次へ、また次へと読み進め何だったら自分で購入していました(笑)中学3年生で出会って、高校に上がり、図書館で探したらそこには置いていなかったので、司書の先生にリクエストしたら、「あれは置きたくない。あまりにも不気味で本当になにかを呼びそう」という理由で置いてもらえなかったんです(´・ω・`)それくらいの怖さです。

 

なぜ怖いのが苦手な私がこの本にハマったのか…。

 

それはとにかく表現の仕方が臨場感を伝えてくることでした。登場人物の息遣い、恐怖の感情、その場の空気の変わる様子、緊張の走る様子等々…。とにかく“怖い”ということをこれだけ文章で表現できるんだなと感じました。痛い表現、グロい表現もその場面が嫌でも浮かんできてしまうんです。いつも内心は「ぎゃー!!」という悲鳴を上げていました。いや、今も上げてます(笑)

そこまでしても続きを読みたいと思える程の文章に私はハマったというところなのかもしれません。

 

文章は素晴らしいですね。それを読むことで人に喜怒哀楽も、恐怖も、感動も、いろんなものを届けることができるんですから。

 

今回はここまでです。私の拙いブログを読んでくださいましてありがとうございました。

ビブリア古書堂の事件手帖Ⅲ ~扉子とうつろな夢~

記録を残したいとはいえ、やはり感想を書くっていうことには若干緊張しております(笑)人様に見せられるようなものになるのか…。

 

さて、今回はビブリア古書堂の事件手帖の最新刊の感想を残したいと思います。

 

ビブリア古書堂の事件手帖シリーズはもう11年も続いているとのことで、私もその頃に出会い読み続けているシリーズになります。毎回楽しみにしていて、新刊が出るとわかればネットで予約するか、発売日に本屋さんに行くほどです。

 

ここからネタバレ↓↓

 

 

今回もビブリア古書堂の篠川栞子の元に依頼が持ち込まれます。

今回主に事件解決に動いたのは栞子の夫・大輔と娘の扉子でした。栞子は運悪く海外でのお仕事。ですが頼れる夫と娘から詳細を聞き、帰国してからはしっかり真相にたどり着きました。残念なことにはなりましたが…。扉子の母親顔負けの推理もちゃんと炸裂していました。

依頼者、樋口佳穂の元夫は杉尾康明といい、虚貝堂という古書店の跡取り息子で、最近若くしてがんで亡くなってしまいました。康明はいわゆる本の虫。自分を『本から作られた人間』と称していました。その康明の蔵書数は千冊。それは佳穂と康明の息子である樋口恭一郎に遺品として相続されなければなりません。ところがその虚貝堂の店主であり、康明の父、杉尾正臣は近く開催される古書即売会でその蔵書を勝手に売り払おうとしているというのです。なぜ正臣はそんなことをしようとしているのか…。

 

実は佳穂はその蔵書をすべて、息子に触れさせることなく消し去ろうとしていたのです。そのために手に入れたかった。それを知った正臣のなりの蔵書の守り方だったのです。

 

康明は、よく読書旅行と称して、ゆっくり本を読むための旅に出ており、恭一郎が産まれる少し前にも旅行に出たのですがそのまま失踪し、何年か後に事故で記憶をなくした状態で見つかっていました。そして記憶は戻ることなく亡くなったのです。

佳穂は康明の失踪後離婚の手続きを取り、その後別の男性と結婚していましたが、実は息子を康明のように失ってしまうことを極度に恐れていたのです。だからこそ息子を本から徹底的に遠ざけていました。

ところが佳穂の知らぬところで、恭一郎は即売会を手伝うことになり、全く興味がなかった本に、それも生まれる前に別れたきり時々義務として会う程度の存在だった父に影響を与えてきた本たちに出会ってしまいました。

 

佳穂と正臣は、息子を失わないために、息子を守るために本を失くそうとした母親と、息子を失って、息子の大事な思いを守るために本を失くしたくない父親でした。反対なんですよね。でもどちらも守りたいのは“息子”なんですよね。複雑な気持ちです。

本を巡ってこれだけの思いと感情が交錯する。古書は多くの人の手に渡り、多くの人に少なからず何かを残し、多くの人の思いを見ながら時代を超えて今に有り、そしてまた次の時代に引き継がれていくんでしょうね。

 

そして私は、康明の『本から作られた人間』という言葉がとても印象に残りました。私自身も物心つく前から本が好きだったそうで、本があることが当たり前だったせいかもしれません。本は自分の知らない世界、知識を教えてくれます。そこから学ぶこと、影響を受けることは多々あると私は思います。そう考える私もきっと『本から作られた人間』なのかもしれないなと思ってしまいます。

 

更に、栞子の母・智恵子がこの事件の裏で暗躍していた事実もわかったラストでしたがこの智恵子のなそうとしていることが何なのか、引き続き気になりましたね。

 

長くなりました。誤字脱字があっても気にしないでください。

ここまで目を通していただきありがとうございました。

自己紹介

皆様初めまして。月影(つきかげ)と申します。

ここには私の個人的な読書感想文を記録したいと思います。

私はビジネス書、小説、ラノベ等自分が面白そうだと思った本を月に5~10冊程度読んでいます。これまで多くの本を読んできましたが、せっかくなら感想を記録に残しておきたいと思いブログを始めることにしました。

初めてのことですので慣れないことも多く、戸惑うことや間違うこともあるかと思いますが、ゆっくりと続けていければなと思います。

ゲームや推し活等、突然他の趣味の感想が混ざっても生温かい目で見守っていただけますと幸いです(笑)

とにかくマイペースに読んで、自分の感想を好きに記録していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします!!