月影の本棚

本の感想を好きに書いています!!

Missing シリーズ全巻をおすすめしたいのです!!

2日ほど空きましたが、今回は甲田学人さんの『Missing』電撃文庫)のおすすめをしたいと思います!!感想というより“おすすめ”です( ´∀` )

 

甲田学人さんの作品は怖い話が好きな方には是非ご一読していただきたいです!!とはいえ本格ホラーではなくライトノベルなのであくまでダークファンタジーになるのかなと思うので、そこはご了承ください。内容に出てくるのも霊というか黒魔術だとか、呪術だとかおまじないみたいなものもあるので、そういうものに興味のある方はハマるのでは…??

この『Missing』は元は電撃文庫から全13巻で発売されていますが、現在ブラッシュアップされた新装版がメディアワークス文庫から10巻まで発売されています。

 

私がこの本に出合ったのは中学生の頃でした。詳しくいうと年齢がバレそうなので10年以上は前とだけお伝えしておきます(笑)

私が通っていた中学の図書館に置いてあり、絵がきれいだなという理由で手に取りました。正直最初は後悔しました。とにかく怖い、痛い、グロいの三連打。「夜には読めないな…」と思いました。何しろ私は怖いのが嫌いなんです。ところが読んでいくうちになぜかクセになってしまっている私がいて結局1冊読み切り、次へ、また次へと読み進め何だったら自分で購入していました(笑)中学3年生で出会って、高校に上がり、図書館で探したらそこには置いていなかったので、司書の先生にリクエストしたら、「あれは置きたくない。あまりにも不気味で本当になにかを呼びそう」という理由で置いてもらえなかったんです(´・ω・`)それくらいの怖さです。

 

なぜ怖いのが苦手な私がこの本にハマったのか…。

 

それはとにかく表現の仕方が臨場感を伝えてくることでした。登場人物の息遣い、恐怖の感情、その場の空気の変わる様子、緊張の走る様子等々…。とにかく“怖い”ということをこれだけ文章で表現できるんだなと感じました。痛い表現、グロい表現もその場面が嫌でも浮かんできてしまうんです。いつも内心は「ぎゃー!!」という悲鳴を上げていました。いや、今も上げてます(笑)

そこまでしても続きを読みたいと思える程の文章に私はハマったというところなのかもしれません。

 

文章は素晴らしいですね。それを読むことで人に喜怒哀楽も、恐怖も、感動も、いろんなものを届けることができるんですから。

 

今回はここまでです。私の拙いブログを読んでくださいましてありがとうございました。